こんにちは。
学生スタッフの山田です。
毎年様々な機関が世界の大学ランキングを公表しているのを皆さんご存知でしょうか。
有名なところでは
・Times Higher Education (THE)
・QS世界大学ランキング
・上海交通大学 世界大学学術ランキング
・U.S.NEWS Best Global Universities Rankings
などなど
様々ありますが、日本のメディアが良く取り上げるのはTimes Higher Educationのランキングです。
Times Higher Educationは毎年11月頃に、新しい大学ランキングを発表しています。
昨年も一位はカリフォルニア工科大学で5年連続の首位となりました。
評価項目はTeaching, International Outlook, Industry Income, Research, Citationsとなっており、それらを総合したスコアで順位づけされてます。
昨年末に発表された最新ランキングでは、アジア首位であった東大が23位から43位へ転落、シンガポール国立大学と北京大学に抜かれ話題となりました。(100位以内は東大、京大(88位)のみ)
日本の大学は軒並みInternational Outlookが低く、足枷となっているようです。
文部科学省は昨年「スーパーグローバル大学」を採択し、トップ型に選ばれた大学は世界ランキング100位以内を目指すという計画を立てているため、今回の件に焦っているようですが、違う機関のランキングにも目を向けてみる必要があるように思います。
QS世界ランキング
38位京大 39位東大 56位東工大 58位阪大 74位東北大
上海交通大学ランキング
21位東大 26位京大 77位名古屋大 85位阪大
など、機関によって全く異なっているのが現状です。
政府はTimes Higher Educationがお気に入りのようですが、
(2015年以前はThomson Reutersが協力していたことが影響している気がしますが。2015-2016年はElsevier)
欧米の機関は欧米の観点からランキングを付けますので、ランキング結果に一喜一憂してしまうのはどうなのでしょうか。
是非皆さんも色々な機関のランキングを比較しながら考えてみてください。
山田
2016年1月27日水曜日
2016年1月25日月曜日
学生スタッフおすすめ本①
*2016年*を迎えました
時間が経つのは早いと感じる今日この頃です
年明け過ぎると気温が一気に下がり、キャンパスに向かう学生の皆さんも
心なしか背中を丸めて歩いている気がします
そして試験期間を乗り切れば春休みが待っています
今回の記事では創想館ライブラリーに展示している
メディアセンター学生スタッフのおすすめ本を紹介します
旅行や就活準備などすでに予定はあると思いますが
春休みを過ごすお供の参考にしていただければ幸いです
『陰翳礼讃』/谷崎潤一郎(SS@914@T2@1)
少し古めかしさがありほっとしつつ、軽快な文体で読みやすいので、
ぜひ手に取ってほしい1冊である。
『鴨川ホルモー』/万城目学(SS@913@M7@3)
『ゴールデンスランバー』/伊坂幸太郎(SS@913@I1@2)
伏線が周到に張り巡らされ、怒涛の勢いで最後へもつれ込む伊坂幸太郎の代表作。
一気読み必至の一冊です。
時間が経つのは早いと感じる今日この頃です
年明け過ぎると気温が一気に下がり、キャンパスに向かう学生の皆さんも
心なしか背中を丸めて歩いている気がします
そして試験期間を乗り切れば春休みが待っています
今回の記事では創想館ライブラリーに展示している
メディアセンター学生スタッフのおすすめ本を紹介します
旅行や就活準備などすでに予定はあると思いますが
春休みを過ごすお供の参考にしていただければ幸いです
『陰翳礼讃』/谷崎潤一郎(SS@914@T2@1)
陰翳の世界
「覚束ない蝋燭のあかりの下で、黒うるしの椀に澱んでいるのを見ると、
実に深みのある、うまそうな色をしている」
日本古来の美意識は、陰翳に隠されている。
西洋風に取り換えられてしまった文化への批判と
生活の中で感じてきた陰翳の素晴らしさが微細に語られている。
一文ごとになるほど!それは良いな!と感じ、
昔の日本文化が今も残っていれば良いのにと口惜しくなる。
少し古めかしさがありほっとしつつ、軽快な文体で読みやすいので、
ぜひ手に取ってほしい1冊である。
『鴨川ホルモー』/万城目学(SS@913@M7@3)
一緒にENJOYしませんか?
みなさんは「ホルモー」という言葉をご存知か?
2年間の浪人を経て晴れて大学生となった安倍が勧誘されたのは
体育会でもなく、テニサーでもない。
京大青竜会という正体不明の団体であった。
「ホルモー」を通して友情を深め、恋をして、決闘?をして。
魑魅魍魎とともに京都の街を駆け回る。
そんな日常に入り込んでみてはいかがでしょうか。『ゴールデンスランバー』/伊坂幸太郎(SS@913@I1@2)
昔は家へ帰る道があった…
仙台をパレード中だった首相が爆弾で殺された。
日本を揺るがす大事件の犯人は周到に用意していたかのようにある男に仕立て上げられた。
躊躇なく追い詰める警察。
巨大な”何か”から逃げ切れるか…
伏線が周到に張り巡らされ、怒涛の勢いで最後へもつれ込む伊坂幸太郎の代表作。
一気読み必至の一冊です。
今回は主に小説を紹介しました。
来週は理工学部生ならではのおすすめ本を紹介していきたいと思います。
S.A
2016年1月22日金曜日
私の楽しい研究テーマ
こんにちは
今年もよろしくお願いいたします!
学生スタッフ火曜日担当の川内です!
今回の記事では
今年もよろしくお願いいたします!
学生スタッフ火曜日担当の川内です!
今回の記事では
「私の楽しい研究テーマ」
というタイトルで書いていこうと思います。
私の研究ではどんなことをやっているかを簡単に書いて、
「理系に行ってみたい!」って思ってもらえるような楽しい記事にしたいと思います!
私の研究テーマは
”福島県の農地で放射線量を監視するシステム開発”
です!
原発事故以降、放射性物質が東北全土に拡散してしましたね、、
今や昔の話ですが農作物の風評被害もありました。
(ですが現在は農業が再開している地域では除染や対策技術が普及していて基準値を超える作物なんかほぼありません、安心してください。)
しかし今後農業を再開する農地においては放射性物質の影響が営農再開の障壁にもなりうります。
そのような地域の方を支援できるように、安価で手軽に放射線量を監視できるシステムを開発しようというのが私の研究テーマです!
大学の研究って難しいイメージを持っている方も多いと思いますが、
このような実際にすぐ社会に役に立ちそうな研究もあります!
そのためこの研究では福島県に出張して農家の方とお話をし、生の声を吸い上げて研究に生かす、なんてこともします!
主に私の研究でやることといえば、
センサや通信機、電池を組み合わせて測定機器を作ったり、
プログラミングをして制御方法を工夫したりしています。(ざっくりですが笑)
最終的に完成したセンサ機器はこんな感じです!
研究を通して実際にモノができるってところも個人的に楽しいポイントです!
またこれがちゃんと動くか実証実験なんかもします。
ちゃんと思い通りに動作してくれた時は、我が子のようにセンサ機器が可愛く見えるものです!
いかがだったでしょうか。
社会に役立てられるのが目に見えてわかるという点が私の研究のモチベーションですし、やっていて楽しいところです!
一般的な"the 大学の研究"とは印象が異なると思いますが、
この記事を機に研究に対して少しでもプラスイメージが増していただけると幸いです
川内
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